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2008年1月23日 (水)

失敗しない家作り ~業者総評:カトゥールビルド~

ここは、以前ちょっと家作りを考えた時期に資料の取り寄せを行った工務店です。
事務所は小さく、また設立して日も浅いこともあり、正直最初はそれほど有力な候補ではありませんでした。悪く言えば当て馬的な気持ちです。

しかし、多少の期待があったのも事実です。
カトゥールビルドのHPを見ていただくとわかりますが、なにより人との付き合い、関係を大切に仕事をしていますよということ。それが飾り文句だけではなく実際に心がけられているのだな?と感じたのは、最初に資料請求をした時の反応でした。
確か資料請求の翌日に、郵送ではなく手渡しで資料をお持ちいただきました。
「そんなの仕事がほしいハウスメーカーなら当たり前でしょ」と思われるかもしれませんが、最初に資料請求した十数社で唯一です。手渡しは。

あと個人的に気に入ったのが、カトゥールビルドの名刺でしょうか。
私は以前デザイン関係の企業に務めていたことがあり、主にUIについて徹底的に追求して仕事をしていました。
デザインといっても広告が主でしたから、いかに訴求効果を高めるか、効果のあるものにするかが使命です。
そんな中で心がけていた名刺の理想の形が名刺に現れていたのです。
「そんなもん名刺屋が考えたんでは?」と思われるかもしれませんが、意匠上必ずしも受け入れられるデザインではないので、たとえば私が提案したとしても採用される率は1~2割でしょう。
実際、これまで数百枚と名刺交換しましたが、そのような意匠を持った名刺とは出会ったことはありません。
作る作らないは単に「選択」だけではなく、「センス」と「ポリシー」が大いに影響します。そのあたり、ちょっと期待を抱いて声をかけました。

イヤ、ホンとに建物に対する期待は小さかった。
なにしろデザイン重視で家を建てることが決まっていますし、その理想となる形を多数建てている実績のあるパパママハウスがすでにあるのですから。

で、とりあえず一回目のプラン提示。
ちょっと意外でした。
カトゥールビルドの社長の加藤さんは、そこらへんを歩いていれば普通のおっさんです。「おじさん」ではなく「おっさん」です。悪い風体を揶揄したいいかたと捉えていただいて結構です。嘘ついてもしょうがないですから。
しかし、パパママハウスほどではないにしろ、提案いただいたプランには「おっ」と来るものがありました。
必要条件は満たしつつ、「こんなんいかがですか?」をきちんと提案してくれる。
しかも、「まぁ、無理だろうな」という要求も「なんとかしてあげたい」という気持ちから、何とかしてみましょうという気持ちが伝わってくるプランです。
代表例が螺旋階段でしょうか。正直予算的にも意匠的にも無理だと思っていたので期待していなかったのですが、螺旋階段を使用したプランも一応作ってみましたと、提案していただけたのです。
うーん、顧客思い!ちょっとうれしかったです。

あと、こちらが出した十分条件に対しても、とりあえず入れてみましょう、もし予算オーバーするようなことがあれば、そこで考えましょうという姿勢が表れていました。

それからもっとも高感度がもてたのが、仕事の速さでしょうか。
暇なのか知れませんが、(失礼)依頼していた中では最も早くプランを提示していただきましたし、修正依頼に対しての対応も早い。早い時など2日ぐらいでプラン訂正して送ってくれました。
”仕事は速度感(納期)あってこそ”と思っているので、大変好感が持てました。

ただ、この時点ではまだやっぱり懐疑的です。
なんせ「おっさん」ですし、施工実績にプロヴァンスの事例もない。自分の中では”プロヴァンスはパパママハウス”という拭い去れない固定概念があったものですから・・・。
外観のイラストも提示していただき、なるほどと手をたたきはしたものの、いや、マグレでは・・・とやけに疑心暗鬼です。

あとは設立からの日にちの浅さ。
ハウスメーカー選び系の書籍を読むと、異口同音に「10年は会社が存続していること」とあります。そりゃそうです。安売りのメガネとはわけが違う。
これから数十年暮らしていく家を大金叩いて託すわけですから、気がついたら無くなっていたでは話になりません。

まずはプランをお預かりし、簡単な見積もりを依頼しました。

2008年1月22日 (火)

失敗しない家作り ~業者総評:パパママハウス~


「なぜプロヴァンスなのか」では、プロヴァンス風の家作りを勧めるに至った合理的な理由を書きまし、「ハウスメーカー訪問「パパママハウス」」では、なぜパパママハウスなのかを説明いたしました。
まぁ便利な世の中でクリックひとつでカタログみたいなHPが見られるんですから、百聞は一見にしかず、パパママハウスのHPを見ていただければ何を言わんとしているかは理解していただけると思います。

要するに、パパママハウスさん、お宅はプロヴァンス風の家をプロデュースするノウハウに長けてるね!ぜひウチモよろしく頼むよ!
ということです。

で頂いたプラン一発目。
さすがに注文住宅ですし、それなりのこだわりを持って仕事している職人さんたちですから、「タマホーム」のような坪単価では出てきません。
それ故の致し方ない延べ床面積です。約32坪。
しかししかし、「アー、やっぱり狭いね・・・」と述べ床だけ見て残念な気持ちに陥るのをしっかと繋ぎとめてくれるだけの内容がそこにはありました。
狭さを感じさせません、うーんさすが。プロにはこういうものを期待していました。
また外観の意匠も独特のセンスで、パパママハウスの過去事例にも載っていなかったような!?一般的には「角は角」ですが、角を面取りしてあるんですね。
なるほどこういうアイデアもあるんですね。
リビングにスクリーンを吊るしたいという要件があるのでリビング側は一考する余地がありますが、キッチンなどはこの面取り部分が非常にマッチして、いい雰囲気です。
在来にこだわる大工さんなんかには「南側にキッチンなど!!」とどやされそうですが、キッチンと一体感のあるリビングダイニングは要望のひとつであったので、まずまず。
また二階もなかなか。
一回からの階段をストレートにしながら(実際には二回カーブしてるけど)一階に収納を設けつつ、リビングの吹き抜けを対称に見ながらキャットウォーク風の廊下に着地。
絶対的なリビングの開放感に結びつきはしませんが、吹き抜けの絶妙な配置で非常に面白いプランになっています。少々子供部屋部分が少ないですが、この予算ではこれが限界なのでしょう。

妻の要望をうまく汲み取っていただき、十分なスペースのWICも配置。
正直妻の満足が私の満足なので、書斎を削ってもWICにしてしまえば良いかな?と思いました。自分で建てればいいわけですから。

今思えば、この時点で結構完成系だったかもしれません。
ただ当時は「できれば対面式キッチン」にこだわっていたので、キッチン部分のアイデアについて「もう少しお願いします」とお願いしておきました。
うーん、さすがプロですね。

さて続いて二回目の打ち合わせ。プラン提示です。
この時はそれほどいいプランではありませんでした。一回目のインパクトが強かったせいかもしれません。キッチン周りの小変更でお願いしていたはずなんですが、結構大胆に変えて来られたものですから・・・。
前述のスウェーデンハウスではないですが、意外と1~2回は大幅に違うプランを提示して、様子を見るものなのかもしれませんね。
とりあえず「前回のほうが好みでした」的なことをいって、詳細はまた連絡しますとしました。この時点でそろそろ契約するところを決めなければいけなかったんですよ、ローンの関係で。

で、プランに欠かせない見積もり。
これが意外や意外、それほど高くありませんでした。むしろ安い。
こちらが要求している仕様は満たしつつ、パパママハウスが必要とする贅沢装備も盛り込んで、キッチリ予算内にまとめていただきました。驚いたのが、扉などの建具関係と、キッチン。普通は既製のキッチンに落ち着きますが、どうやら基本がオーダーキッチンのようです。
既製のキッチンからオーダーキッチンに変更すると結構な差額が発生しますが、基本がオーダーキッチンですから気に入らない部材の変更ですむため予算を大きく変更することもないですし、そもそも基本のグレードが高い!
人造大理石の天板(2550mm)に、パイン材の無垢扉。コーラーのホーローシンクにグロエの水栓金具、ロジェールのコンロですから、一般的に「フレンチカントリーのキッチン」を作ろうと思ったらこれで十分な仕様です。本当に驚き。
さらに玄関ドア、各部内装ドア、驚きなのは収納用の折り戸までもが造作の無垢建具なのです。
うーん、これには参りました。
この時はパパママハウスに赴いての打ち合わせなので実際に使用する部材を目で、手で、確認しましたが、見積もりが信じられないほどです。
こういったところを見る限り、はっきり言ってパパママハウスの見積もりは仕様から見て大変リーズナブルであると感じました。

さらにうれしいのは、注文住宅では必ずついて回る「支払い」の問題。
大手で体力あるはずのスウェーデンハウスでさえ
1.契約金
2.着手金
3.中間金
4.引渡金
のような段階支払いを求められるのに対し、パパママハウスは「お客様の状況に合わせます」とのこと。
実際融資などの事情を説明すると、決済は引渡し後でかまいませんと明言いただきましたので、間違いないと思います。
別項でお話しますが、私のような注文住宅での家作りを目指すモノにとって、融資の実行時期というのは本当に頭の痛い問題です。

正直、他にいいハウスメーカーがなければ決定で良い内容でした。
パパママハウスのHPを見た方はわかると思いますが、プロヴァンスに限らず、意匠性の高い建築を得意としています。カントリー風だけではなくモダン建築もされていますので、おそらく懐は結構深いでしょう。
それでいて、納得のプランと見積もり。
厳しい目を持っていると自負する私でも、十分納得する内容でした。


パパママハウス、お勧めします。

2008年1月21日 (月)

失敗しない家作り ~業者総評:スウェーデンハウス~

当初渡していた要望に近いレイアウトでプラン製作してくれました。
まぁ大手ハウスメーカーですからそれなりにいい部材を使っていいお値段なわけですから、多少間取りに制限が出ることは予め予想はしていました。案の定、とりあえず要望に挙げている必要条件は押し込んで、並べましたよ・・・というプランでした。
ただし、私が個人的にほしいと思っていたパントリー兼ランドリールームがあっさり削除されていたのにはガッカリ。
まぁ大手ハウスメーカーに対してこの予算ならこんなもんかなぁ・・・と。
プランはまぁいいとして、残念なのがプランの説明の後に出てきた見積もり。
要件書にはっきりと書いてあるにもかかわらず、余裕の予算オーバーです。
これには閉口しました。
かといってプランに独自性があるわけでもなく、思考停止です。
高い高いといわれているスウェーデンハウスですが、もしかしたら・・・を期待しましたが残念ながら一回目のプラン提示では良いとこなしでした。

ただ、絶対的な値段の高さでは測れない良さがあるのも事実です。
正直、見積もりやプランが何とかなれば、スウェーデンハウスにしたいなぁ・・・という思いは強かったですから。

理由としては・・・
妻が特に冬寒がりなので、とにかく冬暖かい住宅がよかった。
自慢の3層ガラス窓、2x4ではなく2x6による高断熱効果、可能な限り自然素材を使った内装から醸し出される素朴感。あとはやはり大手であるゆえの安心感でしょうか。
巷には「大手はやめろ」的な書物がたくさん溢れていますが、付き合い方を考えればそれはそれでいいものです。
絶対的な価格ではなく、価値という観点から考えると、私の目指す「家」に、スウェーデンハウスは一応マッチしているのです。
だからこそ、「大手」で唯一チキンレースに参加してもらっているのですから。

あとは、営業のケアの良さでしょうか。当たり前といえば当たり前ですし、営業・設計・施工管理・アフターなどが専業化されているので営業は営業に徹することができる分足回りもいいのはうなずけますが、逐一連絡を入れてくれますし、お願いしたことは必ずやってくれます。
これは契約後の動きにも言えると思います。
工務店系などはどうしても社長やリーダークラスの人間が営業~施工管理まで兼任することもあり、なかなか密には対応してくれません。
分業が確立していれば、それぞれの工程においてプロフェッショナル化していき、漏れのない業務が期待できるようになります。(もちろん業務に当たる担当者の資質にもよりますが)
そういった安心感が、スウェーデンハウスからは伝わってきました。

結局一回目のプラン提示において、あんなことやこんなことや・・・とプランに対する要望などを伝えました。第二回目のプラン提示のために。
しかし実は、このとき何を言ったかぜんぜん覚えていないんですよ、情けないことに。

この後、少し間をおいて(実はカトゥールビルドとの契約後だったんですが・・・)第二回目のプラン提示がありました。
このときは、正直驚きました。
”えー、一回目のプラン提示の時、俺何言ったっけ?”
出てきたプランを見る限り、私が言ったであろう言葉は
「全然ダメだから、一から考え直してきて」ではないでしょうか。
敷地内の配置から間取りの構成までまるで違います。
担当してくれた設計者さんが変わっていたので無理もないと思いますが、考えられるのは二つ。
1.担当者同士での情報交換ができていない
2.反応がよくなかったから、いっそまったく違うプランをぶつけてみるか。

打ち合わせの席では「2」なことを言っていたのでそれを信じるとして、イメージしていたのに近いのは最初に提示していただいたプランだったので、丁重に二回目のプランはよくない旨お伝えいたしました。
しかししかし、もう断らなくてはいけないんですよね。

この後、妻に濡れ衣を着せつつお断りいたしました。


予算と時間に余裕がある方、パイン材など利用したカントリーチックな高品質住宅を求める方には、お勧めです。
ちなみに、家が機能するまでに必要な諸費用を含めた当初見積もりでの坪単価は80万でした・・・そりゃ無理だ。

2008年1月20日 (日)

失敗しない家作り ~住宅メーカー総評(1)~

「間違いだらけのハウスメーカー選び」という本があります。
なぜだか知りませんが、ネットにおいて固有のメーカーや商品名などを伏字にする傾向がありますが、あれはいったいなんなんでしょうか。
K社とかN社という表記ならまだしも、キョーセ○とか、ナ○ョナルとか、伏字にする意味があるのかどうかという表記も多々あります。
創造するに、テーマに取り上げた会社に偏重した内容となり、広告となることを嫌っているのか、はたまたテーマにすることによって「不利益を被った」として訴えられるのを防ぐのか、いずれにせよ気にしすぎの感があります。
いきなり話が脱線しましたが、上記「間違いだらけのハウスメーカー選び」という本は、臆することなく大手20社のハウスメーカーを実名に上げ、ここがよかった、あそこが悪かったときちんと基準を設けて採点しています。
これからマイホーム建築を考えている方には、一度読んでみるとよい書籍だと思います。
私は実はまだ半分しか読んでいないのですが・・・

半分しか読んでいない理由は、読み始めたときにはすでに「大手ハウスメーカー」でのマイホーム建築を事実上あきらめていたこと、また筆者と同じような評価基準でハウスメーカー選びをしようとすでにフォーマットを別に用意して、感情論ではなく定量的に判断できるようにしていたためでした。
得てして営業担当者さんの雰囲気で決めてしまって、プランなどは後で詰めれば・・・というのが住宅作りにおける失敗の定石・・・みたいなことを多く見かけましたので、それを避けるのが一番の狙いでしょうか。

いやはやしかし予感は的中というか、どの住宅メーカーさんも営業さん(中には直接社長さんもいますが)は素晴らしい。よっぽど細かく重箱の隅をつつかなければ、悪いところは出てきませんね。「強いて言えば・・・」という表現しか当てはまりません。

ということで、プラン提出をお願いしたハウスメーカーさんを実名で、評価してみたいと思います。ただし、主に東海地方を中心として草の根で営業されているようなビルダーさんがほとんどですので、東海地方以外の方は参考程度に。(こういう評価の仕方があるんだな、程度に)

スウェーデンハウス
パパママハウス
カトゥールビルド
創住環
匠建築設計事務所
住季乃建築事務所

上記6社です。
プランニングに必要な情報は、打ち合わせなどで差が出るのを防ぐため
一発目は「要件定義書」として「プランニング」ができるレベルまで要望などを落とし込んだ書面を渡しました。一回目の時点で総計A4-18ページ、間取りのイメージまで含んだものです。

「間違いだらけのハウスメーカー選び」では、感覚的な要望を箇条書きにした程度だったので結構ハウスメーカーによって資材や部材、プランによる見積もりのばらつきがあったようですが、私が出したものは衣装から予算配分、各部屋に必要な条件や設備まで結構事細かに要望を記したものでしたので、むしろハウスメーカー独自のプラン提示がしにくい状態だったのではと思います。
実際6社中、4社が同じような間取りでプラン提示してきました。

では、次回から一社ずつどんなプラン提示をしてきたか見てみましょう。

2008年1月19日 (土)

失敗しない家作り ~簡易CADのススメ(3Dマイホームデザイナー)~

閑話休題。
先に登場した3Dマイホームデザイナーについて紹介したいと思います。
最新版もいいのですが、最新版に用意されている豊富な機能は使えば便利かもしれませんが、基本的に要望を伝えるための最低限の道具でいいと考えているので必要ありません。お約束どおりバージョン落ちの2005を、ヤフオクで安価にゲットしました。
この3Dマイホームデザイナー、ほんとに簡単に間取り図が作成でき、素人がビルダーと打ち合わせの際に提示する資料作成用としては非常に便利なツールだと思います。特に便利なのが、間取りを組みあわせるだけで自動的に計算してくれる延べ床面積などの住宅にかかわるデータ。
絵を描くことは誰でもできますが、変更のたびに面積を計算するのは非常に骨が折れます。これだけで\5000の価値はあります。
さらに今回はあんまり活躍しないと思いますが、このソフトのもっとも売りの部分が、3次元の画像を間取り図から起こしてくれること。
仕事柄3Dモデリングソフトを使っていたこともありますが、3Dソフトの操作は十中八九至極面倒。

失敗しない家作り ~カトゥールビルドとの打ち合わせ2回目~

カトゥールビルドは、ずいぶん前に一度家作り計画を立てたときに、ローコスト住宅として広告が出ていたアキュラホームの展開する住宅建築FC「JAHBNet」のホームページから、加盟工務店として知りました。大きな利益の発生する住宅建築ですから資料請求したらすぐに資料がやってきたり営業がやってきたりしますが、いやみな押し付け営業でなく、さらりと「よろしくお願いします」程度に挨拶に来ていただき、そのフットワークの良さと名刺に刷り込まれた顔写真の雰囲気からなんとなく覚えていた会社です。
しかしなにぶん営業担当がごくフツーの「おっさん」であることから、チマチマした意匠や造作、インテリアや小物についての理解に浅く、大したプランは出てこないだろうと、相ミツ程度に考えておりました。
しかしいざ具体的に話を進めだすと、そのフットワークの良さはさらに加速し、意外だったのがそのプラン。
詳細な要件書を出し、「こんな感じです」と外観のイメージ写真を一度見せたあと第一回目のプランが、基本的な意匠は抑えつつ、見本として提示した意匠にはない意匠や工夫を組み入れたプランでした。これには意外。
意匠においてはパパママハウス以上のものは他社では実現できないのではないかと思っていた故、「これはもしかしたらもしかするかも?」と、ちょっと興奮しました。
そのとき「ざっとでいいから見積もって」と提示されたのが、基本本体価格で坪40万。どんな住宅設備かは皆目見当もつきませんが、無垢の床板、珪藻土の壁でこの価格ですから、かなり魅力的です。安かろう悪かろうではいただけませんが、先にもあげたFCによる品質保証、施工管理など、一定水準の安全性や設備の約束はされてのことですから、ちょっと目から鱗です。うーん、一番期待していなかったはずなのに、一気に候補に上ってきました。
とはいっても、まだパパママハウス、創住環いずれのプランも出てきていないので、なんともいえません。「プロの底力を見せ付けられた」といったところでしょうか。

話がかなり脱線しましたが、そんなカトゥールビルドさんの二回目の打ち合わせです。
一回目に提示していただいたプランを簡易CADソフトで図面として起こし、プランの具体性、合理性などを確認しつつ、要望がうまく組み入れられていないところについてこちらで絵を描いてしまおうというわけです。
簡易CADはおなじみの「3Dマイホームデザイナー」を利用します。
マイホームデザイナーについてはまた別途紹介いたします。
3Dマイホームデザイナー(以後3DMHD)を使って作った図面をあらかじめメールで送り、打ち合わせに挑みました。

提示されたプランで凡そは気に入ったのですが、細かい要望として反映できていなかった部分を修正。
1.キッチン→パントリー・ランドリールームからの動線
2.少ない収納
3.
4.螺旋階段の廃止

螺旋階段は、妻の要望ということもありまた意匠的に面白いだろうということで取り入れていただきましたが、予算的な問題、利便性の問題から却下としました。
とはいっても面白みにかけてはなんなので、代替案として折り返し階段の螺旋階段風といったアイデアを盛り込んでみました。

2008年1月18日 (金)

失敗しない家作り ~いよいよ土地契約~

いよいよ今週末、土地の契約に赴くことになった。額と取引するものの内容、さらに初めての体験ということで何が飛び出すやらと思ったが、
事前に不動産屋から提示された必要物は
1.手付金
2.手数料
3.印紙代
4.印鑑(実印)
のみ。
なんともあっけないというか、拍子抜けというか。
念のため、印鑑証明や住民票などの諸証明書類の必要がないか確認してみたが、大丈夫とのこと。
へー、意外と普通の買い物と変わらんのね・・・。
まぁ引渡しのときには登記などが必要になりますから、証明書類や登記費用なども必要になると思いますが、
不動産屋さんが大変親切な方なので特に心配する必要もないかと思いました。

買い付け証明から約一ヶ月。通常は一週間程度見るそうですが、年末年始を挟んでいたこともアリ、また売主さんのご好意で長めに取っていただけました。
ちょうどこのころ仕事の過渡期で年末年始にもかかわらず休みもとらずに仕事に行っていたのでそれどころではなかったというのもありますが・・・。
その年末年始の仕事のおかげで1/20から遅ればせながらの年末年始休暇となったので、行ってまいりました、土地契約。
正直初めてのことですし、二度とすることもないことでしょうから右も左もわかりません。そんなときに頼りになるのが土地購入でお世話になった瑞穂㈱の矢口さん。
矢口さんには最初に門をたたいたときから本当にお世話になりました。
不動産とか証券とか、胡散臭さがぬぐいきれない商取引はどうしても身構えてしまうのですが、今回は矢口さんのおかげで安心して取引を進めることができました。感謝です。
一ヶ月の猶予を上手に都合してくれたのも矢口さんですし、思えばこの土地を見つけてからいろいろと調査もしていただきました。やれ過去はどういう状態だったのか役所で調べていただいたり、水害などは起きていないか近所に聞きこんでいただいたり、重要事項証明に記載されていない特記事項などはほかにないか、また航空写真を役所から取り寄せてくれたりもしました。
もちろんそれなりの手数料を払うのですからしっかりと働いてもらわないと困りますが、それにあまる、十分なお仕事ぶりだったと思います。

そんな矢口さんから、今回は印鑑と現金いくらかだけお持ち下さいとご指示を頂き、馳せ参じました。相手方の代理の不動産会社はこれまた地元では知らない人はいない花園不動産です。バンダナの名物社長といえば、知ってる人はすぐにわかるでしょう。

契約はというと、重要事項説明書の確認から始まり、契約内容の確認、質疑応答などを経て調印、手付金の支払いと進み、大体1時間ぐらいでした。
さすがに金額の大きな買い物であること、また法律が大きくかかわる買い物であるだけにちょっぴり緊張しましたが、矢口さんの介添えもアリ無事終了しました。
むしろ拍子抜けといったところでしょうか。

しかしここまでは大抵誰でもできることなんです。
この先面倒なのが、売買代金の残金を払うとき。
なんせ住宅ローンが通らないといけない、かつ期日までに融資が実行されなければならないと、ヒヤヒヤすることが目白押しです。

と、今回はここまで。
土地契約の話は、すまいとマネープランと決済土地の話に続きます。

2008年1月16日 (水)

失敗しない家作り ~プロヴァンスを実現するために~

さて前回の続き。どうすればプロヴァンスが実現できるかです。
まずは問題点を並べて見ましょう。

プロヴァンスの趣を醸し出そうとすると・・・
1.庇は浅いほうが趣があってよい
2.窓は小さいほうが趣があってよい
3.壁は塗り壁のほうが趣があってよい

対する問題は
1.庇は浅いほうが趣があってよい → 日本では雨、台風などの影響が、家屋にもろに来る。
2.窓は小さいほうが趣があってよい → 日本では特に夏、通気性の悪さから暑くなる。カビが生える。
3.壁は塗り壁のほうが趣があってよい → 大きな季節の変化のある日本では、ひび割れや汚れなどが発生しやすい

対する対策は
1.雨、台風などの影響が家屋に及ばないように対策を施す。
2.通気性が良くなるように、積極的な換気を行うように対策する。
3.ひび割れのしにくい素材を使用する、汚れがつきにくい素材を使用する。

といったところでしょうか。
2.については、プロヴァンスに限らず最近の住宅は必ずといっていいほど「高気密」を謳い、ギチギチの空気の中で暮らしています。
それによる健康被害などが取りざたされ、最近では24時間のアクティブな換気システムの導入が推奨されるようになりました。
まぁこれを利用することで解決はできるのかなと。あとは、可能な限り風の抜ける道を上手に設けられるプランを作ることでしょうか。

1.については、もう信じるしかないですが、現在の技術に頼るしかないかと。
純木造和風住宅ならばアレですが、都市部の住宅事情から庇の浅い家などいくらでもありますし、またRC造や2x4造など、そもそも屋根を持たない家屋も多数存在します。
それらを可能にしたのが、新建材といわれる、既存の木工品に変わる高性能、高耐久建材です。
材料はさまざまですが、過酷な日本の環境で耐えられるよう、素材、構造、施工技術ともにこの数十年でずいぶん進歩したと思えます。
専門家ではないですから具体的なデータがないと突っ込まれればそれまでですが・・・。

しかし、3については難しい。
1.の問題をクリアするために新建材で壁を施工し、その上から塗るわけですが、最も外装に施工され、苛酷な環境の影響をもろに受けるところです。
塗り壁風の風合いを出す新建材もありますが、サイディングのようにパネルごとの隙間で”逃げ”ることもできないため、ここら辺は「味」としてある程度
覚悟するしかないのですかね。
塗り部分が多少ひび割れても、中にはサイディングがあるようなので、風雨の影響についてはしっかりと守ってくれるでしょう。


と、大げさに問題提起をしたわりにはあっさりと片付いた感があります。が、
あとはこういったことを実現してくれるメーカーがどれほどあるかということです。

2008年1月15日 (火)

失敗しない家作り ~プロヴァンス~

日本で「プロヴァンス」を実現する方法。を考えてみる。まじめに。

まずプロヴァンスとは何ぞや。プロヴァンスとは、南フランス地方に存在する一地方で、プロヴァンス地方という。
町とか文化の名称・俗称ではなく、たとえば私になじみの深い言葉で言うと「知多」であります。
温暖な気候で、いわゆる地中海気候といわれる乾燥した気候。
通年大きな気候の変動はなく、また台風のような嵐もないようです。
雨は少なく、低緯度なことから日差しが強いです。
ただし空気が乾燥していることから日陰に入れば暑さはそれほどでもないようです。


えー、ではわが町(になる予定の)知多。(実際は美浜ですが、プロヴァンスに倣って地方的な表現で)
知多とは愛知県の南に位置する半島一体を指し、名古屋のベッドタウンとなっている。
半島南の地方は漁港などで栄え、今でも中部圏の海産物市場をにぎわしている。
海に囲まれていることから冬でも比較的温暖で、降雪は少ない。
ただし日本の気候に準じるため通年降雨量は多く、夏湿潤で冬乾燥する。
夏には独特の気圧配置による雷雨や台風の発生があり、ダイナミックな気候の変遷を感じることができる。


うーん、まったくではありませんが、肝心なところは逆ですね。

特に住宅に攻撃を加える要素が違います。

プロヴァンスでの敵は、強い日差しです。
そのため、主に石積みによって建てられた建物に、小さめの窓、少ない雨のために簡単な構造の屋根。

大して日本の敵は、雨、台風、湿気です。
とにかく広めに取られた開口部は、冬は隙間風で耐えられないぐらいで、そのため空気が良く抜け
湿気がこもりにくくなっています。雨が壁に当たるのを防ぐため庇は深めに取られています。

また歴史的に戦争や争いが多かったプロヴァンス地方(に限らず多くのヨーロッパの国々)は、城塞のような
町のつくりに合わせて住宅が作られており、そのための石造り、小窓化が図られていると。
また密集して立っていることから庇も大きく取れない(そもそも雨が振らないので大きくとる必要はないと思いますが)と。

そもそもすべての意匠は、構造から来ています。
日本家屋の日本家屋らしさというのは、必要な機能がそうであるべきことから成り立っているわけで、
プロヴァンス地方の住宅のらしさというのは、今並べたような理由あってのらしさなんですね。

日本でプロヴァンスというのは、文化的に見ても、機能、構造的に見ても、まったく成り立たないわけです。
ということで、「プロヴァンス」はヤメ!


となれば仕事が楽なのですが、男として、技術屋の端くれとしては情けない限りです。
ここは何が問題なのか、どうすれば問題を克服できるのかを考え、前向きに議論することが大切です。

というわけで、次回は諸般の問題をクリアして、プロヴァンスの意匠を楽しむためにはどうすればいいか考えてみたいと思います。

2008年1月14日 (月)

失敗しない家作り ~家具の品定め~

かなり気が早い話ですが、所要のついでに地元の家具屋に出向きました。
森田木工家具プラザと言えば、地元では知らない人はいない古くからある家具屋です。
辺鄙な場所に昔と変わらぬたたずまいで存在しているため、ほんとに営業しているのかわからない反面、まだ営業できるということはそれなりの売り上げ=顧客に信頼され得る営業内容という構図を組み立てつつ赴きました。
今回ターゲットにしたのは、ダイニングテーブルと鏡台(ドレッサー)。
ダイニングテーブルは一新されるインテリアにあわせて調達しなければいけないので、雰囲気に合いそうな無垢(っぽい)テーブルを。
鏡台は、天板を開いて鏡とするタイプを新調したいというので、品定めに。

ダイニングテーブルについては、イスとテーブルを合わせて10~15万ぐらいを見積もっています。天板は無垢がいいということで、天板のみ手に入れて作ろうかという算段なので、その下見も兼ねています。
やはり「家具屋」だけにいいものが多いのか、高いですね。
物の値段の見方はわかっているつもりだから、単純に値札に掲げられている値段の額が大きいことを「高い」といっているのではなく、物に対して値段が高いのです。
ペラッペラの集成材を天板にあしらったイス4客とテーブルのセットが20万。唖然としました。
無垢の(風合いを醸し出す)高級(そうな)テーブルセットが40万円。愕然としました。
本無垢だと80万。仰天。

木材が手に入らなくなっているとはいえ、こうも高いものなんか。
良心的な価格で手に入るならば既製品のテーブルも・・・と考えたが、音もなく崩れ去った感じがする。
木材屋に通うことになりそうです。

しかし、そのあと鏡台を見に行ったときに価格の高さのからくりがわかった気がしました。
日曜日だというのに閑散とした店内に、高い給料をもらっていそうな50~60のおっさんが4人も5人もいる。
家具は縁起物ということで、大きなものになればなるほどケチケチせず大盤振る舞いするでしょうが(土地柄も手伝ってか)だからといって経費てんこ盛りというのはいかがなもんでしょうか。
田舎とはいえ、早いところそういう古い体質から抜け出したほうが、もっと売り上げ上がると思うんですが。

ということで次はファニチャードームにでも行ってみます。

2008年1月13日 (日)

失敗しない家作り ~分離発注の打ち合わせ(2) 後編~

会った第一印象としては、ホームページのとおりの普通のじっさんでした。
(じっさんじっさんといいますが、蔑視した表現ではありませんので悪しからず。)
話し口調は落ち着いていて、なるほど、長い間地元で仕事をしてきたんだなという印象です。
しかしながら仕事についてはきっちりと、分離発注の説明から仕事に関する考え方などをお聞かせいただき、
まずはプランをお願いしてみようと思うに足る方でした。じっさん恐るべし。

サンプルとして掲示してある幾多の施工実績も決してじっさん臭くなく、むしろスウェーデンハウスよりはいい案を出しそうです。
とりあえず他のハウスメーカー同様、要件書20ページに関する説明と、間取りの大体のイメージを伝え、プラン作成と見積もりを
依頼することにしました。

しかししかし、あとから現在の現場の施工管理ページを見ていると
やっぱ在来の日本の家がすきなのかなぁ・・・・・しかも予算潤沢なクライアントの。といった感じです。
現在建てている家にはなんと10寸角のヒノキの大黒柱が!んなもん買えるか!
エーそりゃほしいですよ、尾鷲のヒノキの土台、秋田杉の床板、ほしいものを上げたらキリがない。
ですが決められた予算、限られた納期の中で、確実に作らなければいけないわけです。
そこんところをどれだけ理解して、どれだけ臨機応変に対応していただけるか。そこが味噌です。

いやね、自分も業種は違えど似たような仕事をしています。
自分が仕事の中で考えるのは、
「顧客の要望を、如何に巧く実現するか。やりたくない理由を、できない理由に摩り替えていないか」
あらゆる手段を用いて、最大限顧客の要望にこたえる。これがプロだと思ってます。

2008年1月12日 (土)

失敗しない家作り ~分離発注の打ち合わせ(2) 前編~

今回は、新たにチキンレースに加わっていただくことになった設計会社の方との打ち合わせです。
個人的には、価格とかプランとか度外視して、ここに頼みたい。なぜか。
やはり家と言う、なんでも自分でやりたがる且つなんでも自分でやってしまう自分でもどうしても手が出しにくいものであり、
且つ長期的なメンテナンスがどうしても必要なものであるゆえに、材料だけネットから調達してしまえばサービスはいらんよというスタンスが
通用しないことから、なるべく近いところで、且つやはり地元に強い方にお願いしたいということ。
さらには、分離発注ということで大工さんや設備やさんまでもが地元調達となることから、「いつでも電話一本で」いけるということ。
あとは、「やっぱ家ぐらい地元でなんとかしたいじゃん?」という、メンタルな部分。

事前の情報収集では、設計担当者が”じっさん”ということもあり、プランでは洗練されたものは期待できないかなぁ・・・と。
あとは、妙に在来工法と”日本の家作り"にこだわりを持ちすぎていないかなぁ・・・と。

どんな因果からか、「プロヴァンス」でいく!と決めたからには、在来との矛盾も、日本の気候との戦いも覚悟の上です。
しかし、それも物をいわない相手であるからして可能なこと。
相手が物言う「人間」だとそうもいかんのです。
とくに、いい加減な知識を持った人間にたいしては、あるいは自分の専門分野については強く出られる自分ですが、圧倒的に相手の力が勝っていると認識したときは借りてきた猫のように小さくなってしまう自分なので、なおさらです。

いずれ語るとは思いますが、日本で「プロヴァンス」を実現するには幾多の障害が・・・
その障害って結局、在来工法で「日本家屋」にすればケリがつく話なんですよね。
それがわかって、敢えて不利な戦いと挑もうとしているからなおさら。

前置きが長くなりました。
後編は対面編です。

2008年1月10日 (木)

失敗しない家作り ~造作家具作成用の、反りの出にくい無垢材を求めて。~

家も建っていないのに、すでにちょっとした家具類の製作企画が持ち上がりました。
家が木の香りを醸す素朴な感じに仕上がる(はず)ので、それにあわせた家具を製作したいと思うのですが・・・。それには素材が重要になします。
これまでは一児しのぎということもアリ安価なSPF材を使用してきましたが、SPFは未乾燥なのかガンガン反ります。ガンガン反るというか、もともと反っているものもあり、選別はかなり困難を極めます。
構造に使うようなものは全体的に歪を補正しながら組めばいいので何とかなりますが、家具や建具に使用したいものは簡単に反ってもらっては困ります。
ということで、インテリアに合う反らない無垢材を探さなければ・・・。

いや、反らない木材なんてないんですけどね。

2008年1月 7日 (月)

失敗しない家作り ~分離発注?~

ここにきて、新たなマイホーム実現の方策が見つかりました。
新たな発見というよりは、そういえばそういうのもあったなぁ・・・という感じです。
「分離発注」という言葉をご存知でしょうか。
一般的に住宅建築には多くの業者が加わり、最近の言葉で言うと”コラボレーション”によって出来上がります。
木工、電気・水道・ガス各設備、内装工事、左官、外構工事、それぞれが専門の職人によって成されるわけです。
今日本で普通に家を建てようとすると、ハウスメーカー、工務店などがそれらの業者の代表窓口となりめんどくさいやり取りや契約、管理を一括して行ってくれます。もちろんそこにコストが発生します。

一方分離発注とは、住宅の設計を建築家に依頼し、完成した設計図を元に施主が各業者と直接契約を結びながら各工程を成していくという
方式です。なかなかこれでは理解しづらいと思います。

分離発注の詳細については、以下のサイトを参考にしてみてください。

 

さて、なんで分離発注が候補に挙がったか・・・
一つ目は
コストが抑えられそうであるということです。
工務店やハウスメーカーに発注した場合、見積もりから実際の清算にいたるまではブラックボックス化されており
どこでどれだけの利幅が監督側に採られるかわからないということがあります。
しかし分離発注の場合それぞれの業者は直接施主に見積もりを持参し、請求するわけですからそれぞれの業者に対しての余計なマージンは搾取(言い方は悪いですが)されないことになります。
じゃぁ現場監督は誰がやるの?
それは、設計士さんがやることになります。
設計士さんは、自分が施主の依頼を元に設計したとおりの施工が確実になされるかどうかを現場で逐一チェックしてくれるわけです。
もちろん監督料としていくらかの料金は発生しますが、明確にわかっているならば拠出しやすい費用であると思います。

実際に、匠設計さん、ほか分離発注での見積もりを依頼したところでは、全体的な金額ではトントンですが、内容はずいぶんいいものになっているように見えました。(柱は全て無垢材とか)

二つ目は
自分が細かい性分であること。
これまでの日記の内容を見ていただければわかるとおり、一般的に「ウザい」ほど細かいと思います。
おそらく一般のハウスメーカーだと、営業が「あの客細かくてやっとれん」と嘆きそうです。
工程一つ一つに指示したり、仕上げの精度を0.1mm単位で指定したり、イレギュラーな支給品を要求したり・・・。
挙句の果てには、見積もりの額を「一式」から細分化させて見積もらせ、不必要な部分を抽出して値切ったり。
こういったことは、営業を介してするよりも、現場の職人と直接打ち合わせたほうがずっと早く、綿密に、確実な指示ができます。
こういう性分にはきっと分離発注が合うんだろうなぁ・・・。という次第です。

時間に余裕があるなら、ぜひ検討すべき発注方法であると思います。

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