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2008年2月28日 (木)

失敗しない家作り ~カトゥールビルドについて(1)~

今回のマイホーム建築にあたっては、ローコストでかつ満足いく注文住宅を、失敗しないでいかにして建てるか!がテーマです。
その中の一要素である「満足いくマイホーム」の要素を実現するには、どれだけの希望・要望を具現化できるかにかかっています。

今回のテーマは、これらの相反する条件を満たしてくれる建築業者を如何に選定し、また選定した結果どうだったか。そこを追求します。

今回家作りを依頼することになったカトゥールビルドは、HPに書かれている信念を如実に実行してくれる会社であると思います。
 その魂は、社長である加藤さんがカトゥールビルドを興すきっかけになった出来事からきているのではないかと思います。(HP参照)
 確かに、「本当にそこまで我侭でいいのですか?」と何度も確認したほどです。
 「お客さんの満足が私たちの喜びです。」と、社是や社訓にするのは簡単だけど、なかなか実践しにくいことを本当に感じさせてくれます。

嫁さんは私のことを
「めんどくさいお客」と評します。
まぁ家族や自分自身にとってはそのほうが価値があると信じていますので、良い評価と思っていますが
裏を返せばしてみれば、一般的なHMには確かに「めんどくさいお客」と思われるでしょう。
一般的な営業職の方でもそう思われるでしょうし、大手HMなど制約を持って仕事を進めなければいけないHMの方などは特にそう思うでしょう。
しかし、そうでなけりゃ高い金を払って手に入れるマイホームに、満足なんて得られません。
だからと言って、高慢知己なクレーマーまがいの客にもなりたくはありません。

カトゥールビルドの加藤さんには「めんどくさいお客」と感じている節が微塵も見られません。
それほど長い人生経験をつんできたわけではないですが、仕事柄人と接することが多く、また首をかけた取引上のやり取りを演じたり目の当たりにしたり、それなりに人の表情や心情は読めるつもりです。
実際、ほかのハウスメーカーの営業の中には、営業の資質そのものに問題がある営業や、会社の体質ゆえにこうなるのしかないのかな・・・と思われる対応などがありました。いずれも私の毛色には合わないため、早々にお引取りいただいています。
今回候補に残ったスウェーデンハウス・パパママハウス・創住環・匠設計事務所・住季乃(しきの)建築事務所はいずれもその点は合格ラインです。
特に、匠設計事務所、住季乃(しきの)建築事務所は直接建築士さんとのやりとりになりますので、勉強になることも多く、また要望に対する回答や懸念も理にかなったお答えをいただけるので大変わかりやすいです。
もし分離発注というものにもう少し早く気がついていたら、どちらかにお願いしていたかもしれません・・・。
まぁそれ以外にもいろいろ制約があったんですが(住宅保障制度、住宅ローンなど)。

さてカトゥールビルドの加藤さんについてですが、なんとか顧客の要望を実現できないか、ちゃんと考えてくれます。
「そんなん当たり前でしょう」と思われるかもしれませんが、こちらから提出した14ページもの要件書とヒアリングの内容をもって、一番早く、また一番要望を取り入れる形でプランニングしてきたのはカトゥールビルドの加藤さんでした。

具体的な内容については、次回に続きます。

 

2008年2月26日 (火)

失敗しない家作り ~瓦の調達:軒瓦がポイント!~

さて今回は(一回限りですが)プロヴァンスの趣を醸し出す家がテーマです。
参考として、この地方では抜群のセンスでプロヴァンス風を提供している”パパママハウス”からいろいろと勉強させていただき、どうやったらプロヴァンスの趣を醸す家の礎を築けるかを教えていただけた気がします。
その要素のひとつが「瓦」でした。
おそらく少しでも住宅建築に興味を持ったことがある方なら、プロヴァンスという言葉と、白い壁にオレンジ色の瓦屋根といった風情が思い浮かぶと思います。
そのオレンジ色の瓦についても、ただ一辺倒なオレンジ色ではなく、多少のランダムな色むらを出すことや、軒の工夫などでより一層プロヴァンスの雰囲気をかもし出すことができるわけです。

当初はパパママハウスで使用していた東洋瓦工業(?)の同様の瓦、もしくは別メーカーで同様の雰囲気を醸し出せる瓦を模索していたのですが、なかなかピンと来るものはなく、「まぁこれでいくか」的な考えでした。それが普通だと思います。

しかしそんな妥協にうれしいブレイクスルーが訪れたのは、母屋と一緒に自分で建てる事を計画していたガレージの瓦材を探していたときです。
いいものがなければ母屋と同じ瓦を取り寄せてもらって施工しようと思っていたのですが、いつものようにネットで瓦を検索していると、SANWA COMPANYという建材販売会社が取り扱っている「VILLA」という瓦に目が留まりました。

最初は小売展開されている数少ない瓦という見識だったのですが、よくよく製品概要を眺めてみるとそもそも南欧(プロヴァンスではないですが)のスペインから直接輸入されていること、南欧風の瓦の特徴である半割の瓦の組み合わせを軒先がわらでうまく表現していること、値段もそれなりであることなどがわかりました。
さすが本場の輸入品だけあり、色むらの雰囲気や軒がわらの雰囲気は確かに国産のそれに大きくアドヴァンテージを持っています。

とりあえずダメ元で加藤さんに瓦の施工業者への確認をお願いしたところ、なんと施工OKのお返事が。
加藤さん自身も、軒がわらの仕様にはなるほどと思ったらしく、是非採用してみたいとのご意見でした。
おそらく大手ハウスメーカーや他の工務店ではこうはいかないと思います。
かくして、本場より輸入された本場の瓦で我がプロヴァンスの屋根は仕上げられることになりました。

2008年2月24日 (日)

失敗しない家作り ~外壁~

さてさてくどいぐらいにプロヴァンスのこだわりとやらを展開しておりますが、今度は外壁のお話です。
プロヴァンス(瓦がスペイン製の輸入瓦になったこともアリ、”プロヴァンス”ではなく厳密には”南欧”となりましたが、
その南欧の趣の家々の特徴のひとつとして、石組みの構造に塗り壁というのがあります。
おしゃれなイタリア料理屋さんやギリシア料理屋さんなどに赴くと決まってそんな南欧の趣を醸し出す店作りかと思いますが、
外壁に目を凝らしてみると、鏝跡のこる素朴な塗り壁であることがわかると思います。

当然その素材を採用しないわけには行かず、さてどんな風に作られているのだろうとパパママハウスさんに伺ったときに尋ねてみると、
外壁に合板を貼った上に外壁用の珪藻土らしきものを鏝目を残しつつ仕上げるそうです。
なんだかんだと”土”なわけですから、一抹の不安が残ります。
数年ぐらいはまぁ大丈夫だろうけど、果たして十数年、数十年たったときも耐候性は維持され、内部に雨水等が浸透してこないかということです。

パパママハウスさんでは、構造材の外側に外壁施工用の壁板を張り、その上に塗り込むといっていたので最悪上記のような状態に陥ったとしても
腐るのは塗り土と外壁用の壁板(木製)までで、構造材には被害が及びません。
しかし修繕が必要となると結構な修繕費がかかってきそうです。これは如何ともしがたい・・・。

そんな悩みがあります・・・と相談するかしないかのうちに、カトゥールビルドの加藤さんから外壁の仕上げについての提示がありました。
懸念については中身を聞いてから・・・と話を聞いてみると、懸念は払拭されました。プロヴァンス風の家を実現するために的なコンテンツですでに触れられれているのでお読みいただいている方はご存知かと思いますが・・・。

カトゥールビルドの加藤さんの提案した施工方法は、既製品ではありますが新建材のサイディングを施工した後に、目地埋め処理を行い、さらにその上に
珪藻土風の処理が出来る表面仕上げ材を使って鏝目を出していくというものでした。

まず仕上げ材も新建材であることから、高耐候性、高防汚性、高耐久性が期待されます。
また仕上げ材の内部のサイディングに至っても、通常は塗装などは施されつつも剥き出しで施工されるものですから、少なくとも数十年は大丈夫なことが立証されております。

なるほどこれなら高温多湿、多雨の日本の気候でも安心できます。
軒が浅い南欧の趣でも、安心して暮らせそうです。
意匠のポイントを抑えつつ、的確に素材を探してくれるカトゥールビルドの加藤さんは、やはり施主の心を少しでも掴もうと、邁進されているのだと思いました。

2008年2月19日 (火)

失敗しない家作り ~リビング~

今回、数々のハウスメーカーに仕様を提示し、プラン提示をお願いしましたが、その仕様にもっとも強く謳われていたのが「リビングの重要性」でした。
まぁ一般的にどんな家庭でも生活の中心はリビングになると思います。
食事をしたら食卓で談義・・・ではなく、リビングに設置されたテレビを見ながらくつろいだり、またお客さんが訪れたときにも主にもてなすのはリビングになるかと思います。
接待専用の客間があるような豪勢なおウチは話が別だと思いますが・・・

今回リビングの要件をまとめるに当たり土台にしたのが今の生活です。
今現在は、栄から電車で15分、駅から徒歩二分の好立地にある借家です。
築年数は60余年とかなり古いですが、内装は綺麗にリフォームされており、”ワビサビ”のわからない妻でも受け入れてもらえる家でした。
結婚当初子供がいないうちは、いつまでも熱い新婚夫婦のようにいろいろなところに出かけたり家でいろいろなことをしたりしておりましたが
徐々に二人の生活のリズムというか、嗜好が固まってきて、今何をしたいのか、そのために何が必要なのかがはっきりしてきました。

家の中での生活パターンを簡単にまとめると

朝起きる(寝室)
朝食をとる(ダイニング)
仕事をする(平日)(夫:外 妻:主にリビング) くつろぐ(休日)
夕食をとる(ダイニング)
くつろぐ(リビング)
寝る(寝室)

と、十中八九ダイニングとリビングです。

さらにほぼ毎週金曜と土曜の夜には、私が趣味で導入したプロジェクターによる映画鑑賞に妻もどっぷりハマり、妻曰く
「一週間で一番楽しみ」なことらしいです。(お出かけを除いたルーチンイベントの中で)

となれば要件はこうです。(実際ハウスメーカーに出した仕様書にもこう記載しています)

生活の中心となり最も家の中でウェイトの大きい部屋。
週末楽しむホームシアター(スクリーン150インチ)を設置でき、
予算、間取りなど制約がありそうなものについては、リビングを優先させて考え、リビング以上に優先度の高いものはない

としました。
またダイニングキッチンとの親和性について、
「子供があそんでいる姿を、家事をしながら不自然な姿勢にならずに確認できること」としました。
これは、ちょうどこのプランを作成しているころ独り歩きを始めるようになった愛娘が気になって、キッチンでの家事がおぼつかないような状況であったことに起因します。

この条件に当てはまる間取りのプランみたいなものを自分でも思い描いていたのですが、そのとおりに図面を引いてもらっても仕方がないので、間取りのイメージはあくまで参考として、プロとしてお勧めする間取りを提案してくださいとお願いしました。

失敗しない家作り ~木部の仕上げ~

今回は玄関の下駄箱、キッチン裏のパントリー、リビングに設置するAV収納に造作家具を利用するつもりですので、それらが統一されるといい雰囲気にあると思います。
また今回木工造作部分はすべて同一の塗料で仕上げを行う予定です。
床材、天井材、表し柱、建てつけ家具、キッチン、ダイニングテーブル、チェアー、すべて同じ塗料で同じ風合いに仕上げます。
こういった大きなものが統一されていると、ちょっとやそっと意匠の違うアイテムを並べたところで、溶け込んでくれるんですね。
特にウチは小さな子供がいるので、いわゆる「おもちゃ」の類がわんさかとあふれることになるかと思います。そもそも宅内の意匠が統一されていないと、ちょっとした大き目のアイテムが加わるだけで一気にバランスが崩れがちですが、そういった懸念を抑えることができるわけです。抑えるというと、自分が考えている将来像に対しては語弊があるかも知れません。

「うまく溶け込んでいく」

でしょうか。

最大の難関は、家具職人さんが作った家具と、DIYで追加していく手製の家具に大きな仕上げのレベルの差が出ないかということ。
まぁもちろんアマチュアとプロの差は出るのですが、あまりにも乖離しすぎてもよろしくない。腕の見せ所になりそうです。

失敗しない家作り ~オーダーキッチンに変更~

今回のマイホーム建築にあたっては、ローコストでかつ満足いく注文住宅を、失敗しないでいかにして建てるか!がテーマです。
その中の一要素である「満足いくマイホーム」の要素を実現するには、どれだけの希望・要望を具現化できるかにかかっています。

今回のテーマは、家の中でも大きな要素であるキッチンを素敵なものにするために、なんとオーダーキッチンにしてしまおう!という顛末です。ローコスト住宅でもオーダーメイドキッチンは実現できるのか?

数億円の豪邸でもあるまいに、家にあわせたオーダーメイドのキッチンなんて心の片隅にもありませんでした、当初は。
ですから各社から見積もりをいただく際は、キッチン部分の見積もりがどれぐらい取られていることを事細かに確認して、また別にキッチン周りのカタログを取り寄せてどのあたりで妥協して、どのあたりでオプションをつけてなどと考えておりました。
しかし、意外とアリかも?と思い始めたのは、パパママハウスでの打ち合わせを経てからです。
パパママハウスの建てる家々は、施主から依頼がない限りはオーダーメイドキッチンが基本らしく、いや確かにあれほどの意匠性を持った建物に既製品のキッチンは、私がデザイナーの立場だったら確かに何とかしたいと思う要素ではあります。
そんな心積もりでプランニングもされているので、まぁ”抜ける”ところは抜いてあるんでしょうが、いやはやしかしだからといってオーダーメイドキッチン部分の見積もりがやたらめったら高いわけでもありません。
最低限の機器(コンロ、食洗機、水洗金具、レンジフード)も含めてオーダーメイドキッチンが80~90万での見積もりです。
方や既製品のキッチンはというと、いわゆるミドルクラスの廉価版といった感じの製品が組み込まれて、見積もりが70万円前後。その差は20~30万です。決して安くはありませんが、家の中でもっとも機能性や使いやすさ、快適性が求められる、いわば「金のかけどころ」なわけですから、費用対効果で言ったら安いぐらいです。
めったに使いもしない書斎スペースをとるぐらいなら、奥さんが喜ぶキッチンを贅沢にしたほうが、いいに決まっております。

私の場合は土日はむしろ妻よりもキッチンに立つことがあるので、なおさら使いやすさにはこだわりたいですし、今のキッチンが少々手狭で妻と二人で料理をするときなどは仲がよ過ぎていつでもくっ付いているので少々料理がしにくかったりするわけです。

夫婦の仲を絶ってしまう悪しき「広々としたキッチン」ではありますが、こういうところに金をかけた家というのは、それ以外のところも良く見えたりするもので、キッチンに立つたたないにかかわらず、あなたの”最もこだわる何か”の次にじっくり考えてみるとよいと思います。

さて前置きが長くなりましたが、上記のような理由で結局オーダーメイドのキッチンにすることになりました。うーん、贅沢。いや、でも予算内に十分収まるようちゃんとがんばりました。


詳しくは次回で。

2008年2月15日 (金)

失敗しない家作り ~パントリー&ランドリールーム~

とにかく、雑多で猥雑な生活感を出すのがいやでした。
決してドラマのようなおしゃれな生活がしたいのではなく、普通に生活していても、
お客さんが入ってこれる場所は散らかりにくく・・・が原則でした。

リビングルームはもちろんですが、玄関やトイレ、洗面所などは人の出入りが考えられます。またキッチンもリビング・ダイニングと連続した空間にしたいため、人目につきます。
もちろんきれいに片付けることを心がけていればいいのですが、小さな子供がいる家庭ではなかなかそれもままならないのではないかと思います。
そこで考えたのが、パントリー&ランドリールーム。
基本的にはパントリー(食品庫)とランドリールーム(洗濯室)なんですが、言い方変えれば多目的倉庫みたいなもんです。
洗濯物を仮干ししたり、たまった洗濯物を一時置きしたり雑多な小物を一時収納したり、使い方は臨機応変に考えつつ、メインの居住空間が散らからないようにするのが目的です。
そういった目的でいえば、玄関横にも広めの収納スペースを設けました。
下駄箱でもなく、物置でもなく、玄関からウォークスルーで入れる多目的スペースです。
なるべく収納スペースを多くとるように心がけましたが、完全に「収納」「納戸」「押入れ」「物置」みたいな名目で作ってしまうとそれ以外の用途に使えなくなってしまうと思ったからです。

カトゥールビルドの加藤さんにもそのあたりうまく汲み取っていただき、うまいこと図面に起こしていただきつつ、加藤さんなりのアイデアも提案していただきました。
結果、収納スペースも十分とりつつ、すごしやすい住空間をまとめることができたと自負しています。

2008年2月10日 (日)

失敗しない家作り ~失敗しない家作りのためには~

思い通りの家が建たないのは、全て施主であるアナタの責任です。
打ち合わせの中で提示された条件から選んでいかない
大きなコンセプトをあらかじめ決め、そのコンセプトに基づいた選定を行う
決定されるコンセプトは、今のあなたの生活の大きく乖離するものであってはならない
・ビルダーを選定した上でコンセプトを展開するのではなく、決定されたコンセプトを実現してくれるビルダーを探す

日本はどうやら特殊な住宅供給事情があるようで、「ハウスメーカー」というものが大きく幅を利かせています。
さながら自動車でいえばトヨタ、日産、ホンダ・・・のように、大手のハウスメーカーから中小ハウスメーカーがあり、独自のコンセプトや商品などあの手この手で施主を誘惑します。
しかし欧米では多少はそういう流れはあれど基本的に地域のハウスビルダー(大工)が施主の依頼を受け、施主の依頼内容に沿った家を設計し、施工していくようです。

「失敗しない家作り・・・」的な書籍に目を通すと事細かに説明がありますので簡単に済ませますが、大手ハウスメーカーなどは営業費販管費販促費などなど直接施主とは関係ないコストが山のようにかかり、もちろんそれらはすべて最終的に施主からの施工費で賄われます。
もちろん顧客の信頼を得るためにそれなりに高い品質を確保するための努力をしていますし、大手ならではの先進的な技術やサービスも期待できます。
しかし重要なのは、それらのサービスや技術が、あなたが本当に必要としているものなのかということです。
それらの技術やサービスはハウスメーカーが売りたいもの(もしくは売るために用意した手段)であって、あなたがほしい物ではないはずです。
無論供給(売りたいもの)と需要(ほしいもの)が一致しているならば問題はありません。

私が今回ほしかったのは、
”家族が仲良くくつろげる、一間続きの明るく開放的なリビングダイニング”
であり、高気密高断熱や堅牢な構造、先端の住環境システムは手段かオマケであって、
上記が実現できないのであれば、潔く切り捨てました。
そういった”手段”を売りにしたハウスメーカーは、選に漏れていったということです。
とはいっても、建築基準法を十分に満たす機密性や断熱性能、躯体構造や必要十分な住環境システムはもちろん満たしています。

家作りにとって一番大切なものは、なにが提供されるかではなく、何が必要かです。

2008年2月 2日 (土)

失敗しない家作り ~さてオーダーキッチンについいての続き。~

今回のマイホーム建築にあたっては、ローコストでかつ満足いく注文住宅を、失敗しないでいかにして建てるか!がテーマです。
その中の一要素である「満足いくマイホーム」の要素を実現するには、どれだけの希望・要望を具現化できるかにかかっています。

今回のテーマは、家の中でも大きな要素であるキッチンを素敵なものにするために、なんとオーダーキッチンにしてしまおう!という顛末です。ローコスト住宅でもオーダーメイドキッチンは実現できるのか?

とりあえずネットを使って調べたオーダーメイドキッチンを作ってくれるのが以下の数社。
中にはその道の人なら名前を聞いたことがあるオーダーメイドキッチン大手さんもありますが、やはりお値段もそれなりです。
個人的に、せっかく自然素材をふんだんに利用した家を建てようとしているのですから、オーダーメイドキッチンも自然素材にこだわりたい。ということで、無垢の扉板をうまく利用してオーダーメイドキッチンを作成してくれるところを中心に探したわけです。

まぁオーダーメイドキッチンの方向性というと
1.モダーン
2.ラグジュアリー
3.カントリー
に大別されてしまうので必然的に3.となるわけですが、そういう雰囲気で作ってくれるオーダーメイドキッチンメーカーのなかに、「国産のヒノキでしか作りません」とか、「材種はこだわらないけれど、国産材でしか作りません」なんてところがあります。いいですね、そういうこだわり。
実際に家に置かれたオーダーメイドキッチンが国産材であるかどうかなんて誰にもわからないですし、気にも留めないでしょう。でも、そういうこだわりを持って作られたものって、やはりいいものが多いです。材料を愛せば、その材料を”生かしたくなる”のが職人てもんです。

そんなわけで最終的に残ったのが二社で、岐阜の高山方面にある
「オーダーキッチン・木のすず(http://www.kinosuzu.co.jp/)」

「葉栗企画(http://www5e.biglobe.ne.jp/~haguri-k/)」
です。
いずれも国産材を使用してキッチンを作ってくれるメーカーさんです。

とここで、カトゥールビルドのほうからも「いい家具職人がいるから、こちらでもオーダーメイドキッチンの見積もりを取らせてくれ」という話がありましたので、依頼しました。

見積もりを取った内容は
■1.9㎡のキッチンスペースにL型に配置して、洗い場をダイニング方向にオープンに
■2.天板は人造大理石に、扉は杉の無垢板框作り
■3.設備機器(コンロ、食洗機、水洗金具、フード、オーブン)は施主支給で
■4.キッチンと反対側のコーナーに、カップボードを兼ねた調理台を作ってほしい
  ということになりました。

オーダーメイドキッチンどころか、カップボードまでオーダーです。贅沢すぎ。
で、出てきた見積もりが
きのすず
キッチン:80万円
カップボード:30万円
機器(こちらで支給):40万円
運搬設置:10万円
合計:160万円

葉栗企画
キッチン:100万円
カップボード:30万円
機器(こちらで支給):40万円
運搬設置:10万円
合計:180万円

いいお値段ですが、オーダーメイドキッチン部分だけ見ればまぁこんなもんかというところです。
なにしろ広めに取ったキッチンスペースいっぱいのL型ですから・・・。

それ以外のところは、総じて250万円前後でした。
まぁ高価な設備が大量に奢られていたからもあるでしょうが、いずれにせよ「贅沢品」を導入するつもりはありませんので、上記の二社がもっとも”適当”です。
ちなみに葉栗企画さんは、連絡したすぐその週に打ち合わせに来てくれました。

その後、カトゥールビルドの下請け業者からのオーダーメイドキッチンの見積もりもあり、そちらは総じて「木のすず」の1割減でした。
仕様を提示する際に、「木のすず」から出てきた見積もりと仕様書を渡したので当然といえば当然でしょうが・・・
でも、「この見積もりより安く」とは一言も言ってませんよ。”仕様の参考に”という言葉は添えましたが。

最終的には、カトゥールビルドの協力業者(家具屋)になると思います。
価格ももちろんですが、その他の造作家具との調和が取れるのは非常にありがたいことです。家の中に存在する大きなものが、あっちとこっちで見た目が違う・・・となると、一気にバランスが悪くなります故。

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