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2008年8月26日 (火)

日本が誇るスーパーカー レクサスLF-A。

最近自動車雑誌市場をにぎわす、我が日本誇るトヨタの高級車ブランドレクサスが放つ高級スポーツカー、LF-A。
ニュルブルクリンクで開催される耐久レースに合わせて、同時期に同コースで開催される前哨戦に発売前にもかかわらず参戦し、注目を浴びている(かどうかはわからないが)
奇しくも、ツワモノぞろいのクラスにもかかわらずライバルのリタイアなどもあってクラス優勝してしまったらしい。
レースと言うよりも、後日に控える耐久レースのデータ取りやセッティング的な意味合いが強く、ドライバー曰く
「最大でも80%の走り」にもかかわらずだ。
これは秘めたるポテンシャルが他ライバルを凌駕しているからに他ならないだろう。
相手がリタイアしてのタナボタ勝利と評する輩もいるが、そもそもリタイアするような車でレースに臨んではいけないし勝負事にタラレバは禁物である。
昨今の怠慢スポーツ誌のように散々な成績でも話題性のある選手ならば温かく見守るほど、レースの世界は甘くない。

本戦を見ずして評価は出来ないが、やはりトヨタ足るもの、ただ速さだけではなく「ちゃんと乗れるスーパーカー」であることを世に示す大きなチャンスになるだろう。

レクサスLF-Aは、低迷を続ける国内レクサス販売にとって、まさに溺れるものがすがる藁のような存在だろう。

か?
それはやはり違う。藁は藁でしかなく、すがればともに沈む。
何故沈むのか、軽く考えてみよう。
まず、販売するターゲットだ。
誰が、最高3000万円する国産スーパーカーを買うのか。

1.国内のシャチョーさん
2.海外のシャチョーさん
3.国内の若いニーちゃん
4.海外の若いニーちゃん
5.博物館

3000万円と言う価格から見ると対象となるのは1、もしくは2であるが、3000万円を娯楽車に使えるような金を持っているほどのシャチョーさんはそれなりのお年を召しており、そんなカリカリのスーパーカーに食手は伸びないだろう。
そんな社長さんの中にいる、いわゆる若手ベンチャーのシャチョーさんあたりがようやく手を出してくれそうだ。
ただし、そんな若手ベンチャーシャチョーさんの中でも、LF-Aに手を出すのは10%いればいいところだろう。
なぜか?
日本の誇る高級車ブランドレクサスといえど、3000万円出すならフェラーリやランボルギーニ、ポルシェやマセラッティのほうがずっとかっこいいし、伯がつく。

2.にいたってはどうか。日本のシャチョーさんと違いある程度柔軟な考え方が出来るし、ずっと若い(精神的に)また持ってる金の桁が違うことから、「とりあえず」で売れることは売れるだろう。しかし、日本人が思っているほどレクサスのブランド力は強くない。
まだほんの10年前にオギャーと生まれたばかりの赤ん坊だ。
ロールスロイス、ブガッティ、メルセデスの伝統あるステイタスに太刀打ちできるだろうか?
ステイタスとはマネーで買えるものではない。世界一の販売台数に手が届きそうとはいえ、まだまだ日本のクルマ産業は世界にとっては自分のステイタスを飾るにふさわしい”魅力”あるものではない。

3.4.に至っては問答無用。中には前述したベンチャーシャチョーさんが含まれるが、妙なことに若い人ほど”ブランド”や”ステイタス”、”伝統”にこだわる。
期待は出来ない。

5.?数えるほどしかない。

 

では切り口を変えてみてみよう。
これは紛れもない、スーパーカーだ。かのスープラも私の大好きなRX-7も所詮はスポーツカー。
GT-RはR35になってスーパーカーの領域に近づいたが、日産は優しすぎた。あれほどお得なスポーツカーは世界の何処を探しても見つからない。

スーパーカーが欲しいのは誰だ?

1.国内のシャチョーさん
2.海外のシャチョーさん
3.国内の若いニーちゃん
4.海外の若いニーちゃん
5.博物館

前述したが、日本の中年シャチョーさんに、スーパーカーをかっこよく乗りこなせる人はまだいない。自らハンドルを握ってレース参戦を果たす豊田彰男副社長でさえ、自分ではLF-Aに似合わないと思っているだろう。豊田彰男副社長は自らの金でLF-Aを買わない。(と思う)
海外のシャチョーさんならかっこよく乗りこなさせそうだが、やはり日本に対する価値観は、”安くていい車は作るが、カタい”と感じている。
鳴り物入りで参戦したF-1で未だ一勝も出来ないのはなぜか?技術が足りないのではない。カタいのだ。
もっとユルく、柔らかくしなやか(ボディ剛性とかではない)にクルマを作らないと、たぶんこのまま一勝も出来ずに撤退だろう。

スーパーカーが欲しい人たちって言うのは、その”ユルく、柔らかく、しなやか”な発想で作られた、ちょっと危なっかしいかもしれないクルマが欲しいのだ。
LF-Aにはそれが感じられない。そう思う。

奇しくも優勝してしまったニュルでの前哨戦。アレがまさにそれを示している。
堅実にコツコツと周回を重ねて無難に勝利するようなカタい勝ち方をするメーカーが作った車ではなく、少しハラハラするぐらいのスリルを味わえる危なっかしいクルマのほうが、魅力的なのだ。
結果リタイアしてしまってもいい。魅力はレースに負けたぐらいで失われない。

わかりやすい例えで言おう。
巨人ファンと、阪神ファン。どっちが熱狂的か。
巨人と阪神、どっちが魅力的か。(ちなみに筆者はドラゴンズファンなのでどちらにも贔屓目はない)

3.4.については言うに及ばず。
アナタはまだまだ若いと思うが、3000万円あったら、何を買う?
私だったら・・・うーん・・・ダッヂ・ヴァイパーだろうか。
決して高性能ではないし、誰でも知っているというステイタスもないが、
何か惹かれる"魅力がある”
それぞれ惹かれる何かは違うだろうが、決して昨日までカローラを売っていたトヨタが作る、スーパーカーの形をしたトヨタ車ではないのではないかと思う。

5.?数えるほどしかない。

残念ながらどのような切り口で見ても、LF-Aが売れると予想できる材料が見当たらない。

どうしても販売台数を稼ぎたければ、少なくともホンダが計画する次期NSXと同程度に価格を設定しないと無理だろう。
いやまて・・・80年代F1で常勝を誇ったホンダの作るスーパーカー、NSX。と、レクサスLF-A。
同じ価格だったらあなたはどちらを買うだろうか。

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