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2008年10月 6日 (月)

閑話休題 ~一本勝ちにこだわっているわけではなく~

昨日の世界柔道団体戦は、久々に快活だった。
特に女子の圧倒的な強さは、柔道日本ここにありと言わんばかりだった。
特に、山岸選手、中村選手、松本選手、国原選手の一本は、感動すら覚えた。

■柔道世界団体、女子は日本初優勝・男子5位
(読売新聞 - 10月05日 19:07)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=627621&media_id=20

しかし、どうしてもメディアの気が利かない一言が気になる。
世界柔道団体戦のTV放送で女子が終わった後の解説者の一言。
「一本勝ちにかける気持ち」

?????
選手は一本取るつもりで戦っちゃいない。
「勝つ」つもりで戦っている。
そして、普段の練習で一本を取れる柔道を練習しているからこそ、
わずかな隙やチャンスで技をかけたときにそれが一本に成るのだ。

今回の世界柔道団体戦の女子の決勝を見ればそれがよくわかる。
山岸の大外からの執念の一本。
一瞬の隙を突いての中村の小外。
松本の起こして起こして起こして決めた上四方。
国原の投げ技の前ふりからの足技。

柔道は無理に技をかけても絶対に一本は取れない。
一本が取れる隙に、一本が取れるキレを持った技をかけることができることにより、一本が取れる。

山岸選手が最後のインタビューで「神業のような一本勝ちでしたね?」と聞かれて答えていた。
「よく覚えていません」
しかし、VTRを見ると大外のあと体勢を崩しつつも踏ん張ろうとするフランスの選手の足元を”見ながら”、とっさに切れている側の手で足を取りに行っている。

またその後の中村選手へのインタビューで「電光石火の一本でしたね、狙っていましたか?」との問いに、「自然に技が出ました」との答え。

”天才は1%の才能と99%の努力によって生まれる”と言う言葉を信じるならば、普段の絶え間ない練習(努力)の成果が天才的な技を繰り出したと言えるだろう。

先日の北京オリンピックの後、男子の惨憺たる成績を目の当たりにしてマスコミは、
世界の柔道が”ジャケットレスリング”というポイント争いの競技に変わりつつあり、
それに対応するようスタイルを変えるべきだなどと愚弄していた。片腹痛い。
一本を取れる柔道は、ポイントも取れる。
ポイントを取る柔道は、一本は取れない。
一本を取る可能性をも摘む方向性にだけはなってほしくないものだ。

そして世界柔道団体戦では男子もいい結果はでなかったが若手や気鋭が台頭してきていると感じた。
結果だけを見ず、明日を、世界選手権を、ロンドンを見て奮闘してほしい。

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