【北の国から'10】 仕事で北海道-26 千歳空港
~失敗しない家作りを経て完成した我が家で始めるスローライフ。
できることは自分でやり、再生可能なエネルギー利用を促進し、人と自然の恵みに感謝して、日々の暮らしは続きます。~
■ご当地ものも、流行り過ぎたら・・・
(本エントリーは、2010年2月に行った北海道出張についてのエントリーです。記事の体裁を整えているうちに数カ月たってしまいましたが、埋稿させるのももったいないので今更披露です。)
ただ、地元で有名な名物のフランチャイズというとなんというかちょっと間違った方に進歩したものを想像してしまって、例えば名古屋で言う味噌カツの”矢場とん”。
ファンには申し訳ないですし、矢場とんを楽しみに名古屋にこられる方にも申し訳ないのですが、名古屋人として矢場とんの味噌カツは、味噌カツであっても名古屋の伝統的な味噌カツではなく、”矢場とん”という特殊な店のメニューであると言う認識です。
名古屋名物”矢場とん”ではなく、名古屋名物味噌カツのひとつの表現型であるのが”矢場とん”の味噌カツであり、あれがすべての味噌カツであると思ったり、あれが味噌カツの最高峰と言うふうには思わないでいただきたいな・・・というのが、名古屋生まれ名古屋育ち、学生時代は東京で数年間名古屋というものを外から見てきた人間の正直な気持ちですね。
まだ、矢場町の一角で、コアなマニアに好かれていた15年前の”矢場とん”は、矢場町の一角にあるチョット変わったトンカツの老舗・・・というか、飲み屋的な感じだったと思います。
混んでると相席は当たり前ですし、壊れかけの椅子に狭い机、ススや油で汚れた壁に、使い古したメニュー。
どこにでもある、ありふれたチョット汚いけど、粋な店だったと思います。
で、そんな店の、普通名古屋の飲み屋だと”串かつ”というと出てくる、味噌にどぶ漬けした串味噌カツを、大きな普通のトンカツで、しかも叩きすぎてペラペラになったトンカツを”わらじカツ”として堂々と商品価値を生むあたりが、ちっちゃな飲みやの商魂として、受け入れられていた・・・・そんなイメージなのが、今やどこの商業施設でも暖簾を掛け、歴史もポリシーもない味噌カツを出す・・・。
そういうのは、ちょっと違う気がするんですよ。
同じ名古屋名物でも、同様にフランチャイズ化していても許されるのが味噌煮込みうどんの山本屋でしょうか。味噌煮込みうどんひとつに1500円も払いたいとはなかなか思えませんが、地方の友人が来名すると言うことで名古屋名物の味噌煮込みうどんを食べたいと行ったらば、安心して、かつ自信を持っておすすめできる店です。
今目の前にしている”味の時計台”の札幌味噌ラーメンに対して、地元北海道、札幌市民がどのようなイメージを持っているかは知りません。ぜひそこのところを知りたいなぁ・・・・・なんて思ったりもします。
知ってたら教えてください。
![]()
ご当地バカ百景
価格:580円(税込、送料別)


にほんブログ村 / 人気ブログランキング
ランキング参加始めました。駄文ですが、読み終えた後にでもクリックしていただけると図々しくカウントを上げることができますのでよろしくお願いいたします。