【閑話休題】乳児用ミルクの都市伝説(3時間)に迫る
■ミルク3時間あげられないとか不便極まりないんですけど!!
先日めでたく三女が誕生し、さて、末はコシノ三姉妹か風間三姉妹かと悩ましいところです。
三人目ともなると子育てにも慣れたもので、一人目では驚きだったことが、今ではプロセスの成果物として認識できるようになりました。
子育てはいろいろな要素が絡み、また一つ一つの要素もいろいろと理由や考え方などがあり、さらには赤ん坊というオブジェクトの振る舞いの予測のつか無さには悩むことも多いのですが(三人目であっても)、その中で、外部の制約によって育児をより困難(困難と言うほどのことでもないですが)にしていることがあります。
それが、首題に掲げた
「乳児用ミルクに関する都市伝説」
です。
ミルクにまつわる話でもいろいろあると思いますが
中でも”外部の制約”として気になっているのが
「乳児用ミルクは、次回授乳まで3時間の間隔を開けなければならない。」
※母乳はいつ何時与えても良いという副解釈も入ります。
という制約です。
これにはなかなか悩まされます。
我が家では基本的に母乳(8割)、不足分をミルク(2割)で補っていますが、母乳で足りない場合にミルクを追加すると、次回の授乳まで3時間あけなければならないという看過できない制約がミルクによって生じます。
ところが、赤ん坊もその日の体調や睡眠の状態、体内時計のリズムによっては3時間に達せずとも揚々と泣き出しますし(泣くことに複数の要因があることは理解しております)、一度泣き出した赤ん坊を迅速かつ平穏に再度寝かしつけることはベテランの主婦(主夫)であっても用意ではありません。そのまま時間いっぱいの3時間まであやしっぱなしということも少なくありません。
この3時間の制約に縛られているのが我が家だけであれば努力不足で片づけられるのですが、三人を摘出した少なくとも二院の産婦人科、育児書、ネット内の情報によれば、
”乳児用ミルクを用いる場合は以下のような理由によって3時間間隔を開けなければならない”
・乳児用ミルクは消化が悪い
→構成するタンパク質が母乳由来でないため
→粉を溶かすために粒子が粗く、消化に時間がかかる
とのこと(これが都市伝説に思える。)です。
また、同様の悩みを抱えている人は少なくないことがよくわかってきました。
そこで、技術者の端くれとして気になるのが、
”製品の制約によって利用者に負担をかけている”
状態は、製品としての改善すべき点であり、それをクリアできれば利用者の満足度は上がる
すなわち、売っている商品なわけですから売り上げを上げることができるわけです。
とくに所謂”ママコミュニティー”の口コミネットワークは強力で、かつ悩みの種である三時間の制約は子育ての一つの悩みであるため改善されれば瞬く間に製品の評価・売り上げがあがることは間違いありません。
そんな状態を、顧客満足度を上げることに躍起になっている日本の企業が放置するでしょうか?
ということで、主要乳児用ミルク製造業者に、突撃取材してみました。
取材を試みたのは以下の4社。いずれも名だたる企業ばかりで、
お客様の不便を放置するような体たらくはしないと考えられる企業です。
明日以降は、その解答と最終的な回答を述べたいと面ます。
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~失敗しない家作りを経て完成した我が家で始めるスローライフ。
本当のエコロジーって何?人間らしさって何?できることは自分でやり、無駄な浪費や使い捨ては排除し、人と自然の恵みに感謝して、日々の暮らしを創りだします。~
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